2021年04月12日

高齢になって金融機関にダマされないコツ・・・退職金・年金の受給期が重要!(そのA)

👀 金融機関に投資信託や仕組債などリスクの高い商品を、理解力や判断力が衰えた高齢者が販売されてしまうケースは、皆さんが想像する以上に多く、高齢者に起こる被害の中でも、最もありふれたものの一つといって良いでしょう。
高齢の親がリスクある金融商品を販売されたような取引に、たとえ高齢者の家族が気付いたとしても・・・
金融機関も用意周到ですから、確認書や契約書などを、粛々と高齢者本人から取り付けているので、金融商品取引としては、形式的には問題が無く、解約や損失の回復などは出来ません。
前回に続き、金融機関が、高齢者にリスクある金融商品を売り付ける戦略の端緒を正しく知っておきましょう。
そして、今回は、高齢者になった時に、「金融機関にダマされないにはどうすれば良いのか!」具体的な方策もお届けいたします。

<金融機関が高齢者をダマす端緒は、「退職金受給時」、「年金受給開始時」にあり!>
 50歳代後半〜60歳代前半の年齢層に向けて、金融機関は〜
「退職後のライフプランセミナー」
「年金試算・・・」
「無料年金受給手続き」
「セカンドライフプランが・・・」
〜などと謳って、無料のセミナー・相談会などを頻繁に開催、勧誘します。
当然、その年代の方々も、関心事ですし、「無料だし!」ということで参加してみる方も多いようです。

 しかしながら、金融機関が、本当にボランティア的奉仕の心だけで、そのような無料セミナーなどを開催するわけはなく・・・
それを契機に、「退職金の運用が・・・」「老後、年金だけでは・・・」と勧誘し、それまでその金融機関で顧客が取引していなかった「投資信託などの運用商品(リスク商品)」の取引を始めさせることが狙いです。
無料でいろいろ教えてもらった弱みもあり、勧誘を受けるうちに、リスクある金融商品の取引を始めてしまう顧客も多いものです。
皆さんが、いついつまでもボケず、理解力や判断力が変わらないなら良いのですが・・・残念ながら、それほど遠くない将来、かなりの人は理解力や判断力が衰えていきます。
ある意味、金融機関にとっては、そこからが本当の稼ぎ時と言えます。
お金を持っている上に、理解力や判断力も衰え、御し易いお客さんです。
 最終的に70代・80代になり理解力や判断力が低下した高齢者が、金融機関の思うがままに「投信」や「仕組債」などのリスクある金融商品を売り付けられてしまうといった被害の端緒をたどって行くと・・・
退職時や年金受給時あたりにリスクある金融商品の取引口座を開設してしまったことにあることが多いのです。

<ボケてから金融機関にダマされない為に@
・・・金融機関などが開催する「無料」セミナー・相談会などには行かないこと!>

 高齢になって理解力や判断力が衰えてから、金融機関にダマされないためには、ある程度長期的な心構えが必要です。
まず、退職金受給や年金受給・セカンドライフなどについて行われる無料セミナー・相談会などには参加しないこと!
余程、意志強固で勧誘を断る自信が有ればよいですが・・・そのような催しに参加すると → 主催金融機関の見込客リストに加えられ → その後、営業・勧誘の対象になります。
そのような無料セミナーは、有難がっていくほどのことは有りません。
ネットの無かった昔ならまだしも、現在では、その程度の情報は、検索すれば十分得られる程度のものです。

<ボケてから金融機関にダマされない為にA・・・金融商品取引はネット専業金融業者で!>
 金融ビックバン以降、日本の金融は規制緩和が進み、様々な金融商品を安いコストで享受できるようになりました。
特に、ネット専業の金融機関(銀行・証券・保険)は、店舗や営業をほとんど持たないことにより、手数料・信託報酬といったコストを、通常の金融機関に比べて大幅に低減しています。
コストを考えると、従来型の金融機関で取引するメリットはありません。
 そして、ネット専業の金融機関で取引するメリットは、「コストの安さ」だけではないのです。
ネット専業の金融機関で取引した方が、将来、高齢になり理解力や判断力が落ちた際に、金融機関にダマされるリスクが大きく下がるのです。
普通の金融機関では、(人件費の高い・・・)営業マンや窓口レディー達が、親切めかして(実際は自分のノルマ達成の為に・・・)理解力や判断力が落ちた老人にでも、あれやこれやと勧誘し、リスクある金融商品を売り付けます。
ネット専業の金融業者では、そのような心配は有りません。(営業マンなどがやってきませんから!)
また、理解力や判断力が落ちてくると高齢者は、PCの操作やパスワード管理などもできなくなってくるので・・・自然とネット取引が億劫になり、取引することが無くなっていきます。
そのような点でもネット専業の金融機関で取引することは、結果的に、あなたが高齢になって、理解力や判断力が衰えてから金融機関にダマされることを防げるのです!
それに引きかえ、既存型の対面型の金融機関で取引していると、高齢の既存顧客の理解力や判断力が相当に落ちてきてもお構いなし・・・
認知症の診断が出て家族が苦情を申し立てたり、法定後見制度の適用でもしない限り、リスクある金融商品を勧誘し売り付けてきます。
こんなことにならない様に、高齢者こそ、ネット専業の金融機関で取引をすべきです。
そして、ネット専業の金融機関では、金融取引が出来ない程に理解力や判断力が衰えたときは、金融商品取引から引退することをご家族と約束しておきましょう!

<追記>
 厳しいようですが、いまどきネットも使いこなせないようでは、リスクある金融商品の取引はおススメできません。
やめておいた方が良いでしょう。
ネット専業よりコストが掛るというだけでなく、ネットが出来ないような情報収集力では、既存の対面営業型の金融機関と取引することなど、ダマされに行くようなものです。
たとえ既存の対面営業型の金融機関と取引するとしても、奨められた金融商品についてネットで調べる位の事は出来なければいけません。
多少損しても話し相手が欲しいとか、支店で特別な待遇を受けられるほどのお金持ちなら止めませんが・・・

👀 残念ながら、理解力判断力の落ちた高齢者に、このような営業が繰り広げられているのが、日本の既存型の金融機関の現状です。
ネット専業なら少なくともこの種の被害は避けられます。
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<外貨建て保険の営業現場で体験したこと 銀行への信頼が落とし穴>  週刊東洋経済Plus 2020年7月25日号
松尾 保美:生損保研究会ぐるーぷ31代表  2020.07.17
・77歳の夫に銀行員から電話。元本保証を希望したのに勧められたのは…。
米ドルや豪ドルは高金利、為替リスクはあるが戻る
「満期を迎えた定期預金の運用についてご案内したく、お電話いたしました」
昨年、80歳で亡くなった夫に銀行から電話がかかってきたのは2016年秋のことだった。長年、保険関連の消費者トラブル防止活動をしてきた筆者は銀行の窓口販売の実態調査を兼ねて同行することにした。
満期になった定期は200万円。夫は元本保証の金融商品がよいと伝えた。が、銀行の担当者は「元本保証の商品は低金利で魅力がないですよ。米ドルや豪ドルで運用すれば、日本円では考えられない高金利なので、それらで運用したほうがいいです」と断言し外貨建ての個人年金保険の説明を始めた。
「今、一番積立利率がよいのは豪ドルで年率2.05%です」と利率の高さを強調し、「支払った保険料は積立利率や為替の変動によって増えます。105%から200%までの『増加目標値』を定め、目標値に到達すれば年金受取時期まで待たなくても解約して受け取れます。200万円で目標値110%に設定した場合、早期に220万円を受け取ることができます」と立て板に水で語った。
夫は「今どき2.05%なんて危ないのと違うか」と疑問を差し挟んだが、担当者は「外貨建てだからできます」と胸を張った。続けて、「積立利率の保証期間を10年にすれば、10年間利率が保証されます」と10年保証を繰り返した。〜 略 〜
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👀 銀行員自身も本当は、理解力判断力の落ちた高齢者に、投信や保険を売りつける毎日に嫌気がさしている →でも、そうしないと店舗型(従来型)の銀行自体が存続できません。結局、このような被害はネット専業の金融機関を使わない限り構造的に避けられません。
   ↓
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<銀行員の心の叫び!投信保険の乗換えや押売り営業はもう嫌!銀行員の本音は?>  2019.07.26 News Monster 
 みなさんこんにちは^^
皆さんは銀行から投資信託や保険を勧められたり、購入したことはありますか?
そして最近話題にもなっている、金融商品の「押売り」「乗換え」セールスに対してどう思いますか?
「押売り」「乗換え」に対しては批判的な意見がほとんどだと思います!
それは銀行員だって同じこと!
今回は「銀行員の心の叫び!投信保険の乗換えや押売り営業はもう嫌!銀行員の本音は?」と題しまして
銀行員たちの金融商品販売に対する「本音」に迫ってみたいと思います^^
【投信・保険の押売り&乗換えはなぜ無くならないのか?顧客本位より銀行本位!】
現在、金融機関は本来の業務では稼げない時代になっています。
本来の業務とは「預金」「融資」「為替」です。
昔はお客さんから預けて貰った預金を借りたい人に貸し出し、その「利ザヤ」で儲けていました。
しかし現在はその「利ザヤ」が縮小し、「利ザヤ」で儲けを出すのが難しくなってきました。
そこで力を入れ始めたのが「手数料収入」です。
預かり資産(投信・保険等)を販売し、その手数料で儲けることを銀行は覚えました。
なので今の銀行員に「預金したい」と言ってもあまり喜ばれません。
それよりも「投信や保険を買ってくれ」と心の中では思っている人が多いと思います。
少し話が逸れてしまいましたが・・・
投信・保険の押売り&乗換えはなぜ無くならないのか?に対しての1番の理由は「売りにくい商品」だからです!
投信や運用系の保険といった商品は「価格が下落するリスク」があります。
「損する可能性のある商品をお客様の自己判断で買わせなければならない」のです!
なので全くの初心者を投資の道へ誘導するのには物凄く時間がかかるのです!
預金のように損するリスクが無い場合は「お願いします」と、お願いセールスが出来るかもしれませんが、損するリスクがある商品はどうでしょう?
「お願いできますか?」万が一お願いされたとしても家族や親族以外の人に言われても買いますか?
2番目の理由は「ノルマ」があることです。
銀行員は事細かにノルマが課せられています。もちろん投信・保険のノルマもあります!
投信・保険のノルマは一般的には「販売額」「新規獲得件数」「手数料金額」の3つがあります。
この中で1番支店長に詰められるのは「手数料金額」ですね!つまりはいくら儲けたか!です。
いくら新規顧客を獲得してもいきなり1,000万円投資する人はなかなかいないと思います。
10万円〜100万円が良いところではないでしょうか?
銀行員からしてみたら新規獲得は嬉しいのですが「手数料収入」は微々たるものなのです。
例えば「手数料3%の金融商品」があったとします。
10万円購入した人は3,000円の手数料
1000万円購入した人は300,000円の手数料
同じ労力なら間違いなく1,000万円が嬉しいに決まってますよね!
なので目先の利益を優先し、既存先の数百万円〜数千万円と保有しているお客さんにゴリ押し+乗換えを勧めてしまうのですね。
「売りにくい商品」+「ノルマ」が銀行員を暴走させてしまっているのです。
【金融商品のゴリ押しセールスは社会問題!】
この郵便局の顧客に不利益な乗換えは氷山の一角。
「乗換え」セールスは現在もどこでも行われています!
もちろん乗換えに関しては取り扱いが厳しくなっているのも事実です!
厳しくなった所と言えば「乗換え理由は妥当か」の項目ですね。しかし乗換え理由なんかいくらでも考えられるのですよ!
「投資先の今後の経済の先行きに不満があるからひとまず利益確定で解約し、違う地域に投資する」などなど理由はいくらでも付けられます。
お客さん、それも高齢者の方は銀行員が専門用語を使って違う商品が良いと言えば案外その通りにするのです。
証券会社の社員でもない銀行員が投資の事なんて詳しく分かるわけがないのですが・・・
【銀行員の悲痛な叫び】
・地銀は完全にBtoCにシフトしたな。投信保険にカードローン推進 もはや銀行じゃなくてもできる業務ばかり
・もはや、訪販セールスレベル。 年寄り相手に、高い羽毛布団を売りつけるセールスと変わらん。
・自分から金融商品買いに行く層はネット証券に取られてるしな。 だから訪問やらプッシュ営業(笑)して食い扶持を稼ぐしかない迷惑な奴らだよ、我々は
・もうやめたい!もうやめたい!もうやめたい!
・仕事出来るというのは 老人に手数料高い投信売りつけるのが上手いという意味であってるか?
・金融商品もネットで直取引情報もネットにあふれてる わざわざ銀行経由で買う奴なんて70以上の老人ぐらい。まあそいつらが金持ってるから騙して買わせるのが銀行の役割
・融資なんて不採算事業は置いといて(頼まれたら貸す程度)大口預りに拘れが当行の方針になったわ、貸出シェア低下により預りも取れない悪循環
・地銀=保険投信の代理店なのが実態
・まあ投資商品まともに運用したいならネット証券開設するよな。銀行で買ってもネット証券と大差ないのは国債くらいだろ
・今や保険屋、株屋、サラ金の代理店業務をこなしながらアパート業者のハイリスク融資でしか収益出せないというゴミみたいな業界なのに、プライドだけは人一倍の老害だらけ。
・投信売れないよ〜
・手数料6%の外貨保険とかを1000万円決めてきたら少なくともその日はスーパーヒーローだよね。足りてなきゃ次の日からまた詰められるけど。
・目標は必達。できなきゃ激詰め。 残業は絶対厳禁。 死ね!!!!
・預かり資産のノルマがやばい・・・絶対無理・・・
・外貨建て保険3000万円クーリングオフ食らって未達確定。もう仕事行きたくないわ
【まとめ】
いかがでしたか?
銀行員の悲痛な叫びが痛いほど伝わってきましたね
本当の意味での「顧客本位」になることを心から願っています。
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posted by 隊長 at 12:00| Comment(2) | 金融機関ダマしの構図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月02日

高齢になって金融機関にダマされないコツ・・・退職金・年金の受給期が重要!(その@)

👀 金融機関に投資信託や仕組債などリスクの高い商品を、理解力や判断力が衰えた高齢者が販売されてしまうケースは、皆さんが想像する以上に多く、高齢者に起こる被害の中でも、最もありふれたものの一つといって良いでしょう。
高齢の親がリスクある金融商品を販売されたような取引に、たとえ高齢者の家族が気付いたとしても・・・
金融機関も用意周到ですから、確認書や契約書などを、粛々と高齢者本人から取り付けているので、金融商品取引としては、形式的には問題が無く、解約や損失の回復などは出来ません。
(高齢者本人が後見制度の対象であったり、認知症の診断がすでに出ている場合などは、救済の可能性は有りますが・・・)

<金融機関が高齢者にリスク金融商品を売り付ける論理>
 なぜ?理解力や判断力が落ちた高齢者に金融機関はリスクのある金融商品を売り付けるのでしょうか?
金融商品取引法&金融商品販売法 の「適合性の原則」に悖ると思われますが・・・
金融機関としても、高齢者が理解力・判断力が衰え、リスクある金融商品の取引には適合性が無いことは十分認識しています。
その証拠に、どの金融機関も一定の年齢(金融機関により相違は有るが、70歳以上が多い)に達した高齢者には、リスクある金融商品の取引口座を新規開設させません。
それにも拘らず高齢者のリスクある金融商品による被害が絶えないのはなぜでしょう?
 実は、金融機関側の論理としては、新規の口座開設に関しては〜
「70歳を超えるような老人が新規にリスクある商品を取引することは適合性の原則からも適切ではない!」
〜と言いながら・・・
一方で新規口座開設ではない「既存客」となると、態度は一変〜
「それまでにリスクある金融商品を取引し、経験豊富な高齢者の皆様は、大丈夫!・・・」
「逆に、既存顧客は高齢でも、何の問題もない・・・」
「高齢者でもリスク商品を購入する権利があるのだ・・・」
〜という論理のもとに、若年・中年層に対するのと、全く変わらずにリスクある金融商品を勧誘・販売し続けます。
あたかも、リスクある金融商品を取引する高齢者は「いくつになっても理解力や判断力は、落ちることは無い!」とばかりの呆れた論理なのです。

<金融機関の本音! 高齢者にリスクある金融商品を売り付ける戦略!>
 金融機関の本音としては、高齢化社会で金融商品取引法&金融商品販売法 などの制定もされたため・・・
「コンプライアンス」や「企業の社会的責任」といった建前上〜
「高齢者にリスクある金融商品の新規口座は開設せず、適合性の原則を守っていまーす!」
〜と世間にアピールしたいだけと言えるでしょう。
本当のところ、金融機関にとって、70歳以上になって、初めてリスク商品の口座を開設しようとする顧客など、極めて少数派に過ぎませんので、70歳以上の顧客の「新規口座を開設をしない」からといって、それほどのデメリットはほとんどありません。
(逆に、高齢者取引に配慮しているアピール効果の方がメリット大!)
実際は「大半の高齢者」には、リスクある金融商品の取引口座は、規制される年齢(70歳)までに開設させてありますから・・・
その経験豊かで(?)適合性に問題の無い(?)老人たちに、ドンドンとリスクある金融商品を売り付ければいいのです。
(実際は、リスクある金融商品の口座を開設している既存顧客も、当然、高齢になれば、理解力・判断力は、見る見る落ちているのですが!)
高齢者にとっては、なかなか避けがたいリスクある金融商品による被害ですが、このような実態になってしまう端緒は、いったいどこにあるのでしょうか?

<次回へ続く>




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posted by 隊長 at 12:39| Comment(0) | 金融機関ダマしの構図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月03日

<みずほ信託、全社員の3分の1・1200人が認知症サポーターに> :優しくされて、ますますダマされる高齢者が増えなければ良いのですが・・・

<みずほ信託、全社員の3分の1・1200人が認知症サポーターに>  小原 擁 日経ビジネス記者 2019年9月13日
 みずほ信託銀行は、全社員の3分の1にあたる約1200人が認知症サポーター養成講座を受講し、「認知症サポーター」となったと明らかにした。1200人の中には個人営業に関わる全社員のほか全役員も含まれるという。同社は9月3日、業界初の認知症に備えた商品「認知症サポート信託」の販売を始めた。信託銀行の顧客はもともと高齢者層が多いが、全行を挙げて高齢者やその家族が抱える課題に取り組む姿勢を鮮明にした。
 認知症サポーターは、認知症の正しい知識と理解を持ち、認知症患者やその家族に対してできる範囲で手助けをする役割が期待されている。社員の3分の1が認知症サポーターとなったことについて、同行の飯盛徹夫社長は「認知症患者が保有する金融資産は2030年に215兆円となり、家計金融資産全体の約1割に及ぶとの試算もある。巨額の預金が凍結されることになりかねず、認知症への対応にどう取り組むかが、我が国の大きな課題だ。我々としても商品を売るだけでなく、顧客に本気で寄り添いたいと考えた」と語る。
 今回の新商品は、病院から「認知症」と診断書が出されるまでは顧客本人が自由に預金を管理できるが、認知症の診断が出た後、あらかじめ手続き代理人に指定していた家族らが介護などに必要な資金を引き出せるように切り替わるのが特徴だ。顧客と代理人双方にとって使い勝手が良くなる。これまでの類似の商品は、購入と同時に顧客本人が預金を引き出したり、解約したりすることができなくなっており、硬直的な商品設計が課題となっていた。
 また、顧客が認知症になると、国の成年後見制度などを利用しない限り、原則家族らが自由に預金を引き出せなくなる。このため最近では、例えば「母が認知症になったが、母の預金を引き出せないのか?」という問い合わせも多かった。こうした問題を解決するために商品化に踏み切った。
 同行が高齢者ビジネスで手応えをつかんだ商品がある。17年8月に販売した「選べる安心信託」だ。見守り訪問などの無料サービスが付いた商品で、そのサービスが評判を呼び、販売からおよそ2年で申込件数が1300件超、取扱金額が500億円超となり、従来の3倍のスピードで販売数が伸びるヒット商品となった。
 この結果に驚いたのは同行自身だった。飯盛社長は「信託ビジネスはもうからないといわれるが、今の高齢者は経済が飛躍的に成長した昭和の時代を経てそれなりに資産形成している方が多い。特に75歳を超える高齢者は『資産を増やす』というよりも『資産を守り残す』というニーズが強い。高齢者ニーズを的確にとらえれば商品の手数料は十分取れる」と話す。
 今、「人生100年時代」に向けて、認知機能が低下する高齢者側に立った中立的な金融サービスを考える「金融ジェロントロジー(老年学)」の研究が盛り上がりつつある。同行は、同業でライバルでもある三菱UFJ信託銀行や、野村ホールディングス、慶応義塾大学などが中心となって今春に立ち上げた一般社団法人「日本金融ジェロントロジー協会」の会員になり、情報交換を積極的に進めている。
 高齢化が一層進む中で、顧客の資産を預かる金融機関の責任は重い。一部では高齢者の認知力低下につけ込んだ金融商品の販売などが問題になっている。今後は信託、証券、銀行など業界の垣根を越えて認知症への理解を深めていかなければ、金融機関が高齢者やその家族から信頼を得ることはできないだろう。
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👀 高齢化社会ですから、顧客サービスの一環として「認知症サポーター」を店舗に導入するのは、良い事です。
これが、単なるバス・電車・小売業などであれば諸手を挙げて歓迎なのですが・・・
証券・金融機関では、認知症を察知されて、親切にされて、喜び心を許してしまう老人が増えるかと思うと・・・
近年の金融機関の高齢者に対するリスクある金融商品を押し付け販売する傾向の酷さを思うと複雑ですね。

<要注意:高齢者は女性にダマされる>
金融ビックバンによる規制緩和・自由化以降の金融業界で顕著なのは、雇用機会均等法も絡んだ女性窓口営業の強化です。
バブル期以前は、金融機関の窓口女性は本格的な戦力というよりは、補助的・お嫁さん候補的な存在でもありました。
そこで証券会社でさえ、基本的に窓口女性は、公社債投信・中国ファンドといったほぼ元本確実な金融商品しか扱わないものでした。
いわんや銀行や郵便局では、事実上、店舗窓口では、確定利回りの金融商品しかありませんでした。
例外的に保険会社は、その頃も女性営業が戦力化していましたが・・・(これは日本の保険会社の伝統的営業形態と言えますから。)
 ですから、現在高齢者である方々にとって、金融機関の窓口の女性というのは、男性営業と違い「リスクのある金融商品を売り付けられる」という印象をほとんど持っていないのが実情です。
特に、銀行の職員に対しては、昔のイメージのまま「お堅い、堅実・・・」「リスクある金融商品など売らない・・・」といった職員像を持たれている高齢者も少なくありません。
しかし、高齢者がどのようなイメージを思っていようと・・・現在の金融機関の窓口女性営業は、そんな牧歌的な状況にはありません。
ノルマを課せられ、投信・仕組債…etcといったリスクある金融商品をドンドン販売しなければいけない戦力と位置付けられているのです。
(金融機関での役割は、いまや男性営業と大差ないと思っておいた方が良いでしょう。)
高齢化社会が進行し、高齢者の顧客が増えるにつれ、金融機関各社はますます高齢者に当たりが良い窓口女性の活用を進めています。
高齢者は、人当りも良い女性職員には、男性営業に対するような警戒心を持たない人が多いものです。
また、投資に不慣れな高齢者の男性の場合、自分よりはるかに若い女性職員に、有らぬ好意を持ってしまったり、見栄を張ってしまっりで、勧誘を断れないといったケースも見受けられます。
高齢者自身はもちろん、そのご家族もいま一度金融機関の窓口女性に対する認識を正しく持っていただくことが必要です。
金融機関の窓口で、ニコニコと現れる女性職員は、高齢者の皆様にとっては、娘や孫のように、可愛らしいかもしれませんが・・・
昔ではないので、男女平等!
男の営業マンに対するのと同じくらいの気構えで行かないと、あっさりダマされてしまいます。
「綺麗なバラには棘が有る」ではありませんが、くれぐれも「いつも優しい窓口女性だからダマさないだろう・・・」などといった甘い判断で金融商品を購入してはいけません。



👀  銀行の女性営業のお悩み(心の叫び)・・・高齢者の皆様、こんな女性職員の実態を知っていますか?(同情には値しますが、顧客としては・・・)
実態を正しく理解したうえで金融機関の営業と関係を築きましょう!
    ↓
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yahoo知恵袋より
※「銀行員(女)です。今の仕事に働く意味が見当たりません。」

 私は、銀行で営業の仕事をしています。
銀行に入るのも、他にやりたい仕事があったわけではなく、
志望動機もアヤフヤなまま、
たまたま内定を貰ったので、入行しました。
銀行=窓口でお金を入れたり出したりするだけ。
そんなイメージを持っていたのですが、
実際に働いてみると、ノルマに追われて本当に毎日しんどいです。
私の営業の仕事は、
お客様に投資信託や変額年金保険を売る仕事です。
サブプライムローン問題等で、先輩が今まで大量に販売してきた投信の顧客が
大損しており、保有されているお客様から嫌味を言われる毎日。
私が売ったわけじゃないのに・・・
こんな情勢でも、関係なく
お金持ちのおじいさんやおばあさんに
投資信託を売れ!!という会社。。
それに答えるべく、
コンプライアンスを守ってるフリをして運用商品を売りつける私。
もう嫌です。
でも
今仕事を辞めたところで、他に仕事が見つかるほど甘くないのはわかってるし、
ボーナスも、他の友達よりかはだいぶ貰っているほうです。
だから、辞められないです。
同じく銀行や証券会社で働かれている方。
営業マンの方。
何でもいいので意見をください。
元々私は接客業は向いてない性格です。
人見知りするし、なにより
人と話すのは苦手だし。。
こんなことなら、
多少、歩合が悪くても
普通の一般事務をしてたかった。。
私の考えは甘すぎる!!
とか、
同感です・・・
とか。
なんでもいいです。
明日からまた仕事です。
辛いです。
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