2020年02月26日

中立を装う保険代理店やFPなどにもダマされないような注意が必要。特に高齢者!

<気をつけろ!「保険ショップ」にダマされる中高年が急増中 本当に「あなたの味方」なのか> 週刊現代 2016/7/1
「公平中立」「無料相談」などと謳い、巷に急増中の保険ショップ。しかし中には、そうした甘い言葉で客を巧みに誘導し、意に反した「危ない商品」を売りつける店もある。ダマされてはいけない。
・「良い人そうに見えたのに」
神奈川県在住の酒井真子さん(40代、仮名)が初めて「保険ショップ」を訪れたのは、軽い不整脈で入院したことがきっかけだった。酒井さんには小学生になる息子がいて、共働きで働く夫婦のどちらかに「万が一」があれば、家族が路頭に迷いかねないと思った。
これまで夫婦ともに健康だったし、少しでも貯金を殖やしたかったので、保険には入らなかった。しかし、いよいよそうも言っていられなくなり、近所で評判になっていた保険ショップに相談に訪れたのだが、これが「悪夢」の始まりだった。
酒井さんが言う。
「まず、どういう目的で保険に入りたいのかを聞かれたので、正直に答えました。まずは資産を預金のように安全に運用してくれながら、しかも『万が一』が起きた時に保障をしてくれる保険。それに、子供もいるので教育資金を貯められる保険商品も興味がありました」
酒井さんが保険ショップでそうした「身の上」を話すと、相談員は親身に話を聞いてくれた。
しかも、相談料はなんと無料。そのうえ、相談員は複数の保険会社の商品の中から、「公平・中立」に酒井さんに合った商品を選び抜き、ベストな商品プランを設計してくれると言う。
酒井さんの世帯年収は700万円ほどで生活に不自由しているわけではないが、家族の将来に、より安心感が持てるような保険プランを作ってほしいと頼んだ。
そうした一連の話を聞いたうえで、相談員が提案してきたのは投資型保険。払い込んだ保険料を保険会社が株式などで運用し、その運用結果次第で受け取れる保険金額などが増減する商品である。

酒井さんは後で知ることになるが、実は元本割れのリスクがあり、損をするかもしれない「望まざる商品」だった。
「私はその時は言われるがまま、その保険に入ってしまいました。
しかし、後で保険に詳しい知人に話したところ、『それは危ない、資産を崩しかねない』と諭されて、『やってしまった』と気づかされたんです。しかも、解約した場合は手数料が発生するうえ、払い込んだ保険料が全部は返ってこないということでした」
なぜ、この保険ショップは客が望まない商品を売りつけたのか。ファイナンシャルプランナーの宮崎貴裕氏は言う。
「保険ショップは『乗合代理店』として、様々な保険会社の商品を取り扱い、それを売ることで保険会社から契約手数料をもらっている。手数料は商品によってだいぶ差があります。
本来、彼女にとって望ましいのは学資保険や終身保険など、元本が保証されている保険商品のはず。ところがこれらは、保険ショップが保険会社からもらえる手数料がものすごく安い。一方で、投資型の保険は元本割れのリスクをともなう分、ショップが手にするマージンが大きい。
このケースでは、ショップ側が手数料欲しさに『安全運用』を望む彼女の意向を無視したわけです」
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👀 公正・中立な?アドバイスで、自分たちの実入りの良い保険に乗り換えさせ、新規取扱手数料をくすねる保険ショップが蔓延しています。
この手の銀行・証券・保険の取り扱う金融機関の商品を比較し〜
「中立な立場で」
「無料でコンサルティング」
「お客様のライフプランにピッタリ・・・」
〜といった形態のショップやWebサービスやFPなどが巷にあふれています。
このようなサービスも単独の金融機関の営業マンの言いなりになるよりは幾分マシですが・・・
 たとえば、「保険の窓口」のような商売では、所詮「顧客に保険を販売する」という前提は、無くなりません。
そうでなくても日本人は保険に関しては、オーバーインシュアランスな場合が多いのですが〜
「この保険に変えれば保険料安くなりますよ・・・」
〜などと言って、そもそも掛けることを止めた方がいい場合でも、乗換させることが殆んどです。
保険の代理店に詳しくない方は、分からないでしょうが、保険は新規契約取扱い時の代理店手数料が最も割が良いのでどうしても不必要な乗り換えを勧める傾向に走りがちです。
とにかく、商売である以上、「手数料収入が多い商品」に比重を置く傾向からも逃れられません。
元の保険を変更しなくても良いようなケースでも、保険料が安くなる等々と保険に疎い顧客を煙に巻いて新規の乗換契約を手中にしますから・・・
まあ、このような商売をしている側に言わせれば〜
「顧客も保険料が安くなったりで大満足」
「そして、我々も手数料で大儲け!」
〜「一石二鳥でWINWINの商売なのだ」ということなのですが!

 この手の商売やFPといった商売も「中立!」ということを大きく謳い文句にしますが・・・
かなり眉唾なケースも頻繫に見受けられます。
本当に良心的に中立な場合もありますが・・・
「中立・・・」と喧伝するものの実態は「ヒモ付き」というケースも多いです。
罪深いのは、「中立」と信じてやってくるような顧客は、実際中立でなくてもそれを見破る力が有る方は余りいません。
いわんや、理解力や判断力が衰えた高齢者など何おかいわんやです。

<本日の結論:「中立!」、「無料!」と大きく宣伝するところは「ダマされやすい」・・・何らかの落とし穴は有ります!> 
 いずれにしても「中立!」、「無料!」と喧伝するこの手の商売は、一見とても有りがたい良いサービスに思えるかもしれませんが・・・
素人には表面上分からない儲けの仕組みが厳然と存在しますので、参考程度にアドバイスを受け、どうせ無料ですから同様の商売をしている他の会社のアドバイスも必ずセカンドオピニオン、サードオピニオンとして聞いておくことが重要です。
「中立な立場だからキット公正な・・・」
「良いアドバイザーだったな・・・」
〜などと言って、迂闊に契約すると、表面上は保険料は安くなっていたとしても、それが本当に良い選択かどうかは、案外わからないものですよ。
 この手の商売の特徴として、「人当りを良くするため」や「ダマされそう」な印象を避ける為に比較的若い女性職員が応対するところが多いものです。
特に高齢者は、娘や孫の様なお嬢ちゃん達に薦められるとダマされるなどということは、ツユにも思わないことが多いので、ご家族は注意した方が良いでしょう。


👀 そもそも金融業界が保険を販売する時から、ダマして自分たちが儲かる保険に入らせているから「保険の見直し屋」が現れるんですよね・・・
     ↓
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<信金界、保険販売ルール見直し、高齢者フォロー厳格化> 2020年1月17日号8面 ニッキン
 信用金庫界で、高齢者への保険販売ルールを見直す動きが広がっている。平均寿命や働く期間が延び、「老後資金や相続対策で保険加入を検討する年齢が後ろ倒しになってきている」(生命保険協会)ため。高齢者への外貨建て保険販売に対する苦情も増えており、これらの抑制につなげる狙いもある。
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<郵便局員に騙されるとは…生命保険「絶対騙されない」見直し術>  2019.07.23 17:30 公開  日刊大衆
 日本郵政グループ傘下のかんぽ生命が、顧客に不利益となる保険の契約をさせていたという、前代未聞の不祥事が明らかとなった。「6月27日に、かんぽ生命が発表したデータによると、被害件数はおよそ2万4000件。その多くが高齢者でした」(全国紙記者)
 かんぽ生命は、保険の販売を郵便局に委託。地域密着型の利点を生かし、郵便局員が保険のセールスマンも兼ねている。「高齢者を言葉巧みに誘導し、条件の悪い保険へと乗り換えさせたといわれています。まさか顔なじみの郵便局員からだまされるとは、誰も想像しなかったはず。信頼を悪用した許されざる行為です」(ジャーナリスト)
 ただし、かんぽの不正契約は、けっして対岸の火事ではない。ファイナンシャルプランナーの平野敦之氏は、こう警告する。「かんぽに限らず、保険は細かな取り決めから成り立っています。ただ、多くの人にとって、それをすべて把握するのは面倒くさいもの。なので、“よく分からないから、お任せします”となりやすい。結果、内容をよく理解しないまま契約してしまう恐れは十分にあるんです」
 この機会に、現在加入している保険に不利益やムダはないか、検証してみるのも手。そこで今回は、保険の簡単な見直し方を伝授していく。
 前出の平野氏によると、保険の見直しにあたっては、最低限チェックすべき点があるという。「毎月、掛け金を支払っているのに契約内容を忘れた、覚えていないという人は珍しくありません」(平野氏=以下同)
 たとえば、保険料が毎月いくらか、それをいつまで支払うのか。さらには保障の内容、途中で掛け金や保障が変化することはないか、などを再確認する。「保険に入ってからの年数が経過しているほど、加入したときと状況は変わっているはずです。仮に加入時に子どもが幼かった人でも、もう自立しているということであれば、死亡保障などは減らせる可能性があります。またシニア世代であれば、加入時期によっては、今よりも有利な条件の保険に入っている場合もあります」
 保険の内容を確認後、このようにチェックしていけば、自分に今、どんな保険が必要か、見えてくるのだという。保障が増えると、支払う金額も増えるのは必然。本当に必要な保障を明確にすれば、ムダを省くことにつながるというわけだ。
 では、具体的に見直す際のポイントとなるのは、どんな部分なのだろうか? 平野氏は、疾病に関する保障を例に挙げる。「民間の保険に加入する前に、まずは公的な保障が、どれだけあるかチェックしてみましょう。医療費なら現役世代は3割負担ですが、さらに高額療養費制度で負担は軽減されます」
 会社員ならば傷病手当金もあるし、会社によっては個別に保障制度を設けているケースもあるという。「そういった保障で不足する分を、保険でカバーすることを検討してみては」
 確かに、保険に頼らずに受けられる保障があれば、ムダな出費は避けられるだろう。
 これまでの保険を見直してみて、乗り換えや新規の契約をしたいと考える人もいるはず。その際、シニア世代ならではの注意点もあるようだ。「50〜60代になると、1つ年を取るごとに、支払い額や受け取り金が大きく変わってきます。また、健康状態によって保険に加入しにくいこともあります」
■自分の生活環境に合っているかどうか
 それでは実際に保険を選ぶ際、ポイントとなるところは何だろうか。「良い保険、悪い保険をバッサリと仕分けるのは難しい。保険は、自分の“生活環境”に合っているかどうかが重要です」
 会社員か自営業か、既婚か独身か。はたまた妻の収入、子どもの有無や年齢、ローンの残金など、人それぞれで生活の内情は大きく変わる。だからこそ、必要な保険も人によって変わってくるのだ。
「また、保険の見直しは、解約して入り直すだけではありません。既存の保険を、なんらかの形で生かせることもある。それを覚えておいてください」
 さらには、相談する相手も要チェックだ。「自分が扱っている商品と他社の商品を比べて、それぞれの長所・短所を説明してくれるセールスマンは信用できると思います。逆に、いいところしか口にしないセールスマンは、疑ってかかったほうがいいかも」
 最後に、シニア世代が注目すべき保険を、平野氏に聞いてみた。「最近は、24時間態勢で健康相談に乗ってくれたり、セカンドオピニオン先を紹介してくれたりする“医療サービス”が組み込まれた保険が登場しています。さらには、介護保険や今の医療事情に合った保険も出てきている。こういった保険商品は今後、クローズアップされることになると思います」
 今後の生活をイメージして、身に合った保険を!
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posted by 隊長 at 16:23| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月12日

<16歳でオレオレ詐欺師になった男、手口大公開>→なんとも“救い”のない時代です!

<16歳でオレオレ詐欺師になった男、手口大公開>    2020/1/31 日経ビジネス
 記者は「16歳でオレオレ詐欺師になった」という若者に接触し、インタビューを敢行した。片っ端から高齢者に電話して、息子を装ってカネをむしり続けたという。
 警察庁の集計によればオレオレ詐欺の被害総額は2018年に189億円となり、6年連続で150億円を上回った。だまされた高齢者は悩み苦しみ、中には命を絶つ者もいる。
 そんな卑劣な犯行に及んだ青年を山口宗佑氏(仮名)と呼ぶことにしよう。大阪・新世界の喫茶店で対面した山口氏は、野球帽とスニーカーをおしゃれに着こなす今どきの快活な若者だった。だがその口から語られたのは現実感を失い、暴走する現代の子どもたちの姿であった。
(聞き手は本誌・吉野次郎)   
―山口さんは今、何歳ですか。
山口:26です。詐欺師を始めたのは16だから、ちょうど10年前です。
―16歳で詐欺師ですか……。一体どんなきっかけで悪の道に転落したのでしょう。
山口:僕は東京の中学を卒業すると高校には進学せず、地元の建設会社で働きながら暴走族のメンバーとして活動するようになりました。その暴走族のOBにかけられた一言がきっかけです。
―何と言われたの?
山口:「荷物の運搬を手伝ってほしい」と言われました。連絡用に他人名義の携帯電話を渡されたとき、さすがにヤバそうな仕事だと気づきましたが、もう後戻りできません。先輩の言葉は絶対だと自分に言い聞かせて引き受けました。運搬の当日、指定されたマンションの前で荷物を受け取った途端、スーツ姿の捜査員に取り囲まれました。警察署に連行され、オレオレ詐欺のカネを受け取る「受け子」をやらされていたことを知りました。
―詐欺に気づいた被害者が警察に通報していたんですね。詐欺稼業の初日に逮捕されたのは、せめてもの救いだったと思うのですが。
山口:僕も改心して真面目に働こうと思いましたが、勤めていた建設会社には復職を認めてもらえませんでした。そんなとき再び暴走族のOBから「詐欺をやらないか」と声をかけられました。収入がなくなり、お金に困っていたので思わず「やります」と答えてしまいました。
―また受け子を引き受けたのですか?
山口:違います。詐欺グループに戻った僕は「かけ子」に昇格しました。名簿に従って高齢者に電話をかけ、言葉巧みに金銭を巻き上げる最前線の要員です。
―どんな職場環境でしたか?
山口:詐欺グループは東京都内で「ハコ」と呼ばれる拠点を4カ所運用していました。そのうちの1つの賃貸マンションが僕の配属先でした。ここには自分のほかにも3から4人のかけ子がおり、連日電話をかけていました。
―近所に怪しまれたりしませんか?
山口:「怪しげな若者が頻繁に部屋を出入りしている」などと近所に通報されるリスクは常にありますので、なるべく目立たないように行動していました。出勤時間は毎週日曜日の夕方で、退出は金曜日の夕方です。この間、一歩も外に出られません。つまり6日間にわたってハコに缶詰となり、電話をかけ続けるわけです。窓枠には目張りを施して外に漏れる音を減らすとともに、外から中の様子がのぞけないように昼間でも遮光カーテンを締め切っていました。
―かなり窮屈な共同生活ですね。私は耐えられないな。
山口:僕も最初は苦痛でしたが、そのうち平気になります。慣れって不思議なものですね。
―具体的にどのような電話をかけたのか教えてください。
山口:6日間の出勤中は毎晩午後7時から午前0時が「アポ電」と呼ばれる詐欺の準備段階の電話になります。具体的には「俺だけど、へんとう腺が腫れてしまって、明朝病院に行く。ちなみに携帯電話の番号が変わったから控えといて」という感じです。電話番号が変わったことにすれば、実の息子に電話してウソが発覚するのを防ぐことができます。名簿に従って1晩で400から500人に電話しました。
―そのうち何人ぐらいがだまされますか?
山口:こちらの言っていることを信じて「アポが取れた」状態の人は15人ほどに絞り込まれます。
●同じ被害者を繰り返しカモにする
―次はいよいよ詐欺の電話ということになるわけですね。
山口:はい。アポが取れた相手に対して翌朝8時半から全員に電話します。「病院に行ったけど、先生からストレスが原因ではないかと言われた。実は不倫相手を妊娠させて精神的にまいっている。相手の旦那さんから100万円の慰謝料を請求されており、本日中に振り込まないといけない。貯金が足りないので、払ってもらえないか」などとカネを無心します。
 だまし通すことに成功して、相手から電話で振り込んだとの連絡があれば、集金グループに連絡し、回収に向かわせます。僕らの詐欺グループは現金を直接手渡される受け子ではなく、ATMから現金を引き出す「出し子」を集金に使っていました。出し子が100万円を引き出したら、再び被害者に電話します。
―なぜですか?
山口:さらにお金をだまし取るためです。「相手の旦那さんから100万円しか振り込まれていないと文句を言われた。慰謝料は200万円だと言ったじゃん。ちゃんと聞いてよ」などといって、追加で振り込ませます。その後も弁護士費用が足りないなどと言って、相手がさすがにおかしいと気づくまでむしり続けます。
―山口さんはいくらぐらい手にしたのですか?
山口:詐取したカネの20%が自分の懐に入りました。1週間で合計1000万円をだまし取ることに成功したら、20%の200万円に加えてボーナスとして100万円が出ます。調子の良いときは1週間で300万円を手にすることができました。
―電話中に良心が痛むことはなかったのでしょうか。
山口:ありません。電話の向こうに生身の人間がいるという現実感がありませんでした。ただ1度だけ被害者の存在を意識したことがあります。高齢の女性でした。途中で詐欺であることに気づき、電話口で「お金返して!」などと悲鳴を上げていました。このときはさすがに怖くなり、血の気が引きましたね。
―それでも詐欺グループを抜けようとは思い至らなかったんですか?
山口:はい、そのときはやめようとは思いませんでした。でも19歳で無断でグループを抜けましたよ。
―足を洗ったんですか?
山口:違います。独立して仲間と新しい詐欺グループを旗揚げしました。
―そうですか……。
山口:けど僕らが新たに採用した集金グループは秘密保持が緩く、警察に捕まった出し子を起点に本格的に捜査が始まりました。仲間が芋づる式に逮捕され、捜査の手は自分にも迫りました。ある日、当時付き合っていた女性のマンションを出たところで、僕はスーツ姿の捜査員に囲まれました。4年に及ぶ詐欺稼業で身も心も疲れ切っており、「やっと来たか」という思いで逮捕を受け入れました。
 警察署では被害者の供述調書を読んで電話の向こう側にいた高齢者の心情を知りました。老後の生活費を簡単にだまし取られ自分自身を許せずにいる人、家族に責められ苦しんでいる人がいました。幸いにも警察で把握している被害者の中に自殺者はいませんでした。僕は二度と詐欺には手を染めないことを心に誓いました。
●現実感なく、遊び感覚で犯行
 山口氏のように、逮捕されるまでことの重大性に気づかずに卑劣な犯罪に手を染める子どもたちは後を絶たない。警察が2018年にオレオレ詐欺を含む特殊詐欺で検挙した人の3割が未成年だった。サイバー犯罪も未成年の犯行が目立つ。警察が18年に不正アクセス禁止法で検挙した世代で最も多かったのが10代で、3割に及んだ。サイバー犯罪捜査官として多くの未成年を検挙した警察OBによると、「犯行をネットで公開すると、みんな盛り上がってくれた」というのが子どもたちの定番の言い訳だという。まさに遊び感覚である。
 現実感のないまま犯行に及ぶ子どもたちの詳しい生い立ちは拙著『サイバーアンダーグラウンド/ネットの闇に巣喰う人々』に譲るとして、山口氏の「その後」に話を戻そう。
 起訴された詐欺は30件で、被害総額は6000万円に上った。山口氏は詐欺で手にした億単位のカネを豪遊でほぼ使い切っており、刑を少しでも軽くしようと、親が借金して弁償を肩代わりしてくれた。4年の刑期を終え、現在山口氏は大阪で金融商品の営業マンとして客先を回る日々を送っているという。
―まさか詐欺ではないですよね。
山口:架空の金融商品じゃないですよ。まともな仕事です。ずっと電話でしゃべっていたので、人並み以上には営業トークができるのではないかと思い、この仕事を選びました。被害額の返済を肩代わりしてくれた親には稼いだ給料の中から少しずつ返しています。
 果たして豪遊生活に未練はないのだろうか。最後に少々意地悪な質問をしてみた。
―オレオレ詐欺をやっていたころと比べて収入は桁違いに減ったのではないですか?
山口:はい。今さらながらお金を稼ぐのって大変だと気づきました。それが当たり前なんですよね?
 自分に言い聞かせているように見えた。
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👀 これでは、なかなかオレオレ詐欺が無くならないワケですね。
全く反省もなく、悪びれず淡々と詐欺をこなしていく下っ端実行犯(未成年などの若者)。
システマチックに構築された犯罪システム。
昔と違って、非行少年が若気の至りで犯罪を犯してしまうといった陳腐ながらに多少は納得できる犯罪の背景も無くなり・・・
無機的な犯罪システムと無感情な実行犯のゲーム的な犯行・・・現代的で“救い”がありません。
その上恐ろしいのは、上記の記事〜
「〜4年の刑期を終え、現在山口氏は大阪で金融商品の営業マンとして客先を回る日々を送っているという。」
〜という部分ですね。

 オレオレ詐欺で捕まっても、社会復帰して、金融商品の営業マン!!
犯罪である”特殊詐欺”から、犯罪ではない“金融商品の販売”へ!
老人ダマして、お金を得ることに、変わりはないですね。
この面でもまったく”救い”がない話でしたね。
いずれにしても、高齢の親を持つ皆さんは、「犯罪」か「犯罪でない」かを問わず「ダマされない」ということに注力するしか、平穏な老後は築けないことは、くれぐれもお忘れなきよう!





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posted by 隊長 at 12:00| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする