2019年02月25日

<高齢者狙う「アポ電」強盗に注意! 東京・渋谷区で連続発生> → 随分手荒になってきましたね!

<高齢者狙う「アポ電」強盗に注意! 東京・渋谷区で連続発生>    2019/2/21 TOKYO MX
 振り込め詐欺などの特殊詐欺が後を絶ちません。こうした詐欺グループが行う「アポ電」という手口が広がっています。「アポ電」とは、「事前の」という意味の「アポイントメント」という言葉+「電話」のことで、詐欺グループが事前に、個人情報などを調べる目的の電話をかけることをいいます。東京都内では、ことしに入ってから「アポ電」をした数日後、高齢者の家に強盗が入る凶悪事件が続けて発生していて、警視庁が注意を呼び掛けています。
 2月1日午前8時すぎ、京王線笹塚駅から程近い、渋谷区笹塚にある高齢者夫婦の住宅に3人組の男が押し入り、80代の夫と70代の妻を結束バンドで縛り、現金400万円を奪って逃走しました。
 実は、その3週間ほど前の1月11日未明にも、笹塚の現場から1.8キロほど離れた渋谷区初台にある93歳の夫と86歳の妻が住む住宅に、覆面をかぶった3人組の男が押し入りました。男たちは夫婦を縛り、現金およそ2000万円と宝石などを奪って逃げました。93歳の夫は顔を殴られ、軽いけがをしました。
 1カ月弱の間に2件の強盗事件が起きましたが、どちらも渋谷区に住む高齢者夫婦が狙われ、犯行の手口も似ています。そして、大きな共通点は「アポ電」です。
 警視庁によりますと、2件の強盗ではどちらも事件の数日前、息子をかたる人物から「会社でトラブルがあった」と、自宅に高額な現金があることを確認する「アポ電」があったということです。
 警視庁はこの2つの事件の後、「自宅に高額な現金は置かない」「夜に人が訪ねてきてもドアを開けない」などと書かれたビラを配るなどして、注意喚起をしています。警視庁・犯罪抑止対策本部の山上嘉人管理官も「『アポ電』などの犯行予兆電話があったら、警察への通報を徹底してほしい」と注意を呼び掛けます。
 警視庁によりますと、「アポ電」を含む不審な電話に関する通報は、2018年の1年間で東京都内だけでおよそ3万5000件もあり、その2年前=2016年の2倍以上に急増していて、「知らない電話に出ないことが一番の対策」だとしています。山上管理官は「犯人からの電話に出ないことが、何よりの対策になる。誰でもできるのは『留守番電話設定』を活用すること。留守番電話にしておいて、必要な用件には折り返し電話をかけ直す。(留守番電話で聞いて)よく分からない電話や、非通知番号の電話には出ないということを徹底してほしい」と、不審な電話に警戒するよう呼び掛けています。
・詐欺電話への備えを 対策の数々
 詐欺から強盗という強引な手口に犯罪が変化してきている点も非常に気になります。警視庁は「電話に直接出ず、留守番電話設定にしておく」という対策のほかに、「自治体などが貸し出しを行っている、自動通話録音機」の活用や「電話でお金の話が出たら、電話を切ってしまう」といった対策も有効だとしています。また「家族で合言葉を決めておく」「息子などを装った詐欺電話対策として、直接本人に電話をかけ直して確認する」ことも勧めています。
 少しでも怪しい電話だと思ったら、家族や近所の人などに相談して、警察に通報してほしいと呼び掛けています。
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👀 相変わらず高齢者をダマし金を巻き上げる輩は、減りませんね!
そして、上記の記事にあるように、犯行の手口も手っ取り早く、手荒なものも増えてきているようです。
上記の記事の様な手口は、もはや強盗です。
まだ「オレオレ詐欺」の方がマシでしたね・・・
ここまで手荒になってくると高齢の親だけで住んでいたり、一人暮らしの高齢の親がいる家族は気が気ではありませんね。
ネット経由で離れた所からも確認できる防犯カメラの設置などの対策も講じなければなりませんね。
このような手荒な犯行の増加を食い止められないようでは、今後外国人の流入も増えることを考えると、本当に高齢者がどのような地域にどのような形で居住するのかは、犯罪の発生の状況なども踏まえ、考え直さなければ行けない時代に入りました。
あまりに性善説的な考え方に囚われて、「ダマされたり」「犯罪に遇ったり」することは、若い人ならやり直せる可能性もありますが、「高齢者の幸せ」にとっては致命的な結果になってしまいます。


👀 高齢者が人生の晩年に犯罪の被害者となることが如何に不幸に繋がるか・・・
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<詐欺被害者 閉ざされた苦悩>  No.36192015年2月19日(木)放送 NHK クローズアップ現代
自責の念に苦しむ 詐欺被害者
詐欺の被害に遭った人はどのような苦しみを抱えているのか。
2か月にわたる交渉の末、70代の女性が取材に応じました。
息子を名乗る男に200万円をだまし取られた、礼子さん(仮名)です。
礼子さん(仮名)
「(詐欺のことを)思ったら夜も眠れない。
子ども4人、よくザリガニとりに行ったり。
かわいかったわねえ。」
保険会社の外交員をしながら4人の子どもを育て上げた礼子さん。
そのことを誇りに生きてきました。
子どもたちが独立したあとも頻繁に行き来し、家族のつながりを何よりも大事にしてきました。
長男を名乗る男から電話がかかってきたのは2年前の冬でした。
“会社の小切手をなくしたので助けてほしい。”
声は、礼子さんの長男にそっくりでした。
礼子さん(仮名)
「息子だって思いました、長男だって。
(声に)元気がない、相当落ち込んでるな、息子の役に立てばいいなと思った。
こんなに困ってる。」
礼子さんは助けたい一心で、長男の部下を名乗る男に現金を渡してしまったのです。
なぜ、息子ではないと見抜けなかったのか。
母親としての自信が大きく揺らいだ礼子さん。
憤りは犯人にではなく、自らに向かいました。
日記には、自分を責めることばが並んでいました。
“まんまと引っかかった。”
“なさけない。”
電話の音におびえる毎日。
被害に遭ったことが片ときも頭から離れなくなり、礼子さんは塞ぎ込んでいきました。
礼子さん(仮名)
「自分のまいた種だから、自分がやったことだから、私の愚かさから出たものだから。
だまされた自分が情けない。」
・家族からも孤立 苦悩深める詐欺被害者
私たちが取材した50人の詐欺被害者。
その多くが、周囲からの支えがない中で心の傷を深めていったことが分かってきました。
70代女性
“他人の目が怖い。”
70代女性
“外出もできなくなった。”
80代女性
“被害に遭ったとき息子に責められた。
支えになるはずの家族からも孤立してしまう被害者。
愛知県に住む80代の女性です。
3年前、200万円をだまし取られました。
初対面の人でも親しく話し友人も多くいた女性。
しかし息子からは、「誰にでも心を許すその性格が被害を招いた」と責められたといいます。
80代女性
「私の心を慰めてくれる子は誰もいなかったです。
『そんなことやってるから詐欺に遭うねん』。
長男に言われたことはグサリときましたね。」
その後、女性は不眠になり、食事ものどを通らず体重が大幅に減りました。
それでも息子に相談はできませんでした。
80代女性
「(詐欺の話を)言うと息子も怒るもん、『言わんといてくれ』『聞きたくない』。
本人はつらい、本当につらい。」
・自ら命を絶つ 詐欺被害者
被害者の中には、自ら命を絶った人がいたことも分かってきました。
千葉県成田市にある寺の住職、篠原鋭一さんです。
これまで、詐欺の被害に遭い、自殺した人の葬儀や法要をたびたび行ってきました。
住職 篠原鋭一さん
「実は住職さん、父は命を絶ちました。
その原因というのは、大変なお金を振り込んでしまったんですよ。
何ですかそれは?振り込め詐欺ですか?
そうです、という話が。」
篠原さんは、自殺を考える人や自殺した人の遺族から相談を受けています。
去年(2014年)、詐欺の被害を苦に自殺した人の遺族からの相談は20件に上りました。
遺族から聞き取ったメモです。
“家族も僕も祖母を責めた。”
“孤立感を抱かせてしまった。”
住職 篠原鋭一さん
「振り込め詐欺の犯罪というものの、その延長線上に自ら命を絶つという自責の念。
自分を責めて責めて、結果的に孤立まで追い込まれて命を絶つという、これって間接的に“殺人”じゃないですか。」
・詐欺被害者 閉ざされた苦悩
ゲスト辰野文理さん(国士舘大学教授)
●体への影響、精神的な苦悩の深さ 被害者の実態をどう受け止めた?
一般に被害者の状況というのは、あまり表に出てきませんし、語りたがらないことが多いわけですけれども、今回の振り込め詐欺の被害者については、なおのこと今まで知るということがなかったわけですから、その中には深刻な事態の人がいる、場合によっては自殺をしてしまう人までがいるということが、初めて私も知りましたし、そういった現状がよく分かる映像であったと思います。
●被害者はなぜ自分を責めて追い込んでいく?
そうですね、被害者、一般に被害者自身、その被害者は憤りを持ったりとか、後悔を持ったりとか、あるいは怒りとか悔しさとか、いろんな感情を持つと思うんですけれども、それに加えてその振り込め詐欺の被害の場合には、自分も被害に遭う過程で関わってしまったということが、一番、心に負担になるんだと思いますね。
(自らお金を持っていったり?)
ええ。
自分も関わって、そしてどこかでやめる機会があったかもしれないけれども、自分の気持ちで先へ先へ進んでしまったということが、より情けなさや自責の念、そういうものをもたらすんだと思いますね。
●家族に話しても責められ追い込まれていく、なぜそうなる?
家族の中で、どんなことでも話し合えるといいと思うんですけれども、どちらかというと家族の中で、ふだんは家族の身に起きたこと、出来事を、聞き役になっていた人、そういう人が電話に出て、だまされてしまって被害に遭ってしまう、そして悩んでいるという事態が多いと思うんですね。
そうすると、ふだん聞き役であった人が被害に遭ってしまって悩んでいる、その話を誰かほかの家族が聞けるかというと、そういう聞き役を代わるというのは、なかなか難しいので、そして、ふだんしっかりしている人とか、話を聞いてくれる人が悩んでいる、その姿を見たくないとか、いろいろな思いが家族の中にもあって、つい責めてしまったりとか、もう聞きたくないというふうに言ってしまうんだと思いますね。
●周りからは、だまされたほうが注意不足だったのではというまなざしもあるが?
そうですね、だまされる側が悪いとか、あるいはそんな簡単な手口でだまされるはずがないというふうに思われがちなんですけれども、実際の手口、警察などで紹介している手口を見たり聞いたりしますと非常に巧妙で、場合によっては、あるいは状況によっては、どういう人でもだまされてしまうんじゃないかと、そんな手口で仕掛けてくるということがあると思いますね。
例えば電話がかかってきて、「何々警察の何々なんですけれども、○○さんのお宅ですか?」と、「詐欺犯を捕まえてみたら何々さんの名前が載っています、お宅の口座は大丈夫でしょうか?通帳を調べてください」と、そんな話を警察官と名乗ってしてくるわけですね。
その合間に、例えば今、若い人は家にいませんかみたいな話を振ってみたり、そうやって情報を得たりする。
そして銀行の口座は大丈夫ですと言うんだけれども、よかったよかった、でも念のため、またこのあと銀行の人とか、金融庁の人から電話がかかってくるかもしれないから、それに備えて口座とか、カードとかを用意しておいてねというようなやり方をしてくるという例が紹介されています。
それなどは非常に巧妙で、なかなか用心するとか、注意するとか、どこかで気付くというのは難しいと思いますね。
・どう寄り添う 詐欺被害者の苦悩
息子を名乗る男にだまされ、ふさぎ込むようになった礼子さんです。
そんな礼子さんを支えたのは家族の存在でした。
次男の幸司さん(仮名)です。
被害のあと目にしたのは、これまで見たこともない母親の姿でした。
幸司さん(仮名)
「あんなに落ち込んでいる母親を見たのは初めて。
明らかに伏せちゃっている。」
ふさぎ込む礼子さんの姿を見て、犯人に対する怒りが湧いたという幸司さん。
多くの人に卑劣な犯行の手口を知らせたいと、ブログにいきさつをつづりました。
ブログには母親に同情する書き込みが寄せられるようになりました。
幸司さん(仮名)
「“すごいなこの手口、これはだまされても仕方ないレベルだ”。」
幸司さんは、こうした内容を礼子さんに伝えました。
幸司さん(仮名)
「みんながリツイートしているよね。」
家族の中で被害について話す機会が増え、礼子さんは詐欺に遭ったことを恥ずかしいことではないと思えるようになったといいます。
礼子さん(仮名)
「自分の家族、子どもたちにもずいぶん支えられましたし、側面からフォローしてもらったこと、心強く思った部分があったと思います。」
今では家族だけでなく、近所の友人にも被害について語れるようになりました。
礼子さん(仮名)
「本当に自分の子どもだったらと思ったら、動くかなあ。」
友人
「みんなそうだもの。
これからの将来、会社でね、仕事できなくなるかもしれないとか、ましてやね、家庭持ってたりするとやっぱ助けてあげなきゃって。
親は無償の愛だから。」
被害から2年。
礼子さんは、かつての明るさを取り戻せたといいます。
礼子さん(仮名)
「ただ話を聞いてくれることで、私の気持ちの重かった分を少し軽くさせてもらったし、 しゃべれてよかった。」
今、被害者を地域社会から孤立させないための模索も始まっています。
千葉県柏市では、全国で初めて振り込め詐欺についてのアンケート調査を行いました。
柏市 防災安全課 岩津圭介さん
「6,000枚アンケートを配布して、3,200枚の回収があったところです。」
担当者が注目したのは、被害に遭っていない人たちが自由記述欄に記したことばでした。
“こんなに報道されているのに、被害に遭った人が不思議でなりません。”
“だまされる人が、バカだ。”
非難の声は、犯人よりもむしろ被害者のほうに向けられていました。
柏市 防災安全課 岩津圭介さん
「『バカなやつ』とか、アンケートの中にもあったんですけど、だまされた人の落ち込みようと、普通の人の意識は非常にギャップがある。」
住民の意識を変える必要性を感じた柏市。
この日、職員が訪れたのは、120人余りの高齢者が所属する老人会です。
柏市 防災安全課 岩津圭介さん
「どうやって被害者を支援していくかというのは、非常に今…。」
「被害者をつくらないように。」
柏市 防災安全課 岩津圭介さん
「つくらないのとともに、できてしまった被害者をどういうふうに支援していくか悩んでいます。」
柏市は、老人会が被害者の相談の場になるよう期待しています。
しかし参加者からは、被害を自ら打ち明ける人がいるのか疑問の声が上がりました。
男性
「被害者がそういうことを申告すると、恥ずかしいとかバカだとか、自分を責めるだけではないのか。
報告してメリットは何があるのか。」
一方、被害者が声を上げやすい環境を作り出すことが大切だという意見もありました。
男性
「被害に遭ったっていうかね、親しくしてれば『おれ遭ったよ』と話ができる。
ひとりで閉じこもってると、何も言えなくなる。
だから孤独な人を取り入れて、話をするような状態にさせていくのが目的。」
被害者の苦しみを社会としてどう受け止めていくのか。
取り組みは始まったばかりです。
柏市 防災安全課 岩津圭介さん
「被害に遭ったことが、あなたのミスで、落ち度であったことではないと。
空気を醸成できれば、ある程度、他の人にも話してもらえる環境ができる。」
・どう寄り添う 詐欺被害者の苦悩
●精神的な被害の回復には話すことが大事?
そうですね。
自分の経験を、自分の身に起きたことをストーリーとして紡いでいく、つないでいく、そのこと自身が、話せたということ自体が自分のパワーになりますし、その相手との関係がまた確かめられたり、それが回復につながっていくというふうに考えられますね。
●周囲の意識が変わらないと、話したくても話せないのでは?
そうですね。
一般に人が、被害に遭った人と自分との違いというか、被害者の落ち度とか、違いを見つけて、自分の側は大丈夫であるということを確認したいような気持ちがあると思うんですね。
それ自体はいけないとか、いいとかいうことではないと思うんですけれども、でも振り込め詐欺の被害の場合には、だまされた人が落ち度があるとか、責任があるというよりも、だます側が圧倒的に悪いわけですし、どうしても冷静な判断とか、合理的な判断を欠くような状況を作られてしまうと。
だからそのこと自身に何か問題があるとか、そのことを責めるというのは、間違いだと思いますね。
●なぜ周囲のまなざしは被害者に冷たい?
被害者が、もっと自分の状況を外に出せると、実態として分かってくると思いますし、あるいは、一般の人たちも、自分も何かだまされるような経験というか、そういうトレーニングというか、あるいはそういう機会があれば、これはだまされてもしかたがないなというふうに理解が変わってくるんじゃないかなと思いますね。
(注意喚起が繰り返し行われているが?)
そうですね、注意してくださいとか、用心しましょう、こういうふうにしましょう、こうしてはいけませんというような注意喚起のやり方ですと、どうしてもだまされた人は、そういう用心をしなかった人、注意しなかった人というふうに、自然自然と刷り込まれてしまうのではないかと。
したがって、注意喚起のやり方も、少し工夫をしていく必要があると思いますね。
●今、どんな場が必要?
話をするということで、かなり回復につながると思いますから、あまり深刻にならずに、頭の中が整理されるような、あるいは何回も同じことを繰り返して話ができるような場、そういう場が、いろいろな所に出来るといいと思いますね。
(犯罪被害者相談センターなどは、かなり敷居が高い?)
ですから、ふだんからそういう話ができるような場を作っていくということが重要だと思います。
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posted by 隊長 at 15:30| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする