2018年07月19日

老人を狙う来訪者達!・・・せめて実態は知っておきましょう。

👀  今までは、親と同居ではなかったため、あまり知る機会もなかった「高齢者がダマされている」という現実。
そして、自分の身内が騙されみて、あらためて思い知らされたことは→「高齢者の家には想像以上にいろいろな来訪者や勧誘電話がやってきている」という事実です。
昨今、子育て世代の家庭は「核家族」で「共働き」が多いので、家庭に来訪しての営業活動は、効率が悪い為、比較的若い住民が多い地域には、この手の来訪者はあまり現れません。
その為、若い世代は、自分たちの家にはあまり訪問型の営業が来ないことから、「高齢な親の家でもそんなものだろう!」と思いがちです。
わたしも親がダマされるまでは、そんな認識でした。
しかし、高齢者がダマされる現代日本の実態は、そんな甘いものではありませんでした。

<高齢化した街には、高齢者をダマすために来訪者が跋扈する!>
 現在高齢である親世代は、親たちが子育て世代であった頃に分譲された地域に住んでいるケースが多いものです。
高齢者をダマそうとする訪問販売業者はそのような「高齢者の比率の高い街」にコゾッてやってきます。
高齢者は、現役世代のように留守がちでもなく、在宅であることが多く、お金もそれなりに持っています。
その上、高齢になり理解力や判断力が落ちていますから、若い世代よりはるかにダマしやすいですから・・・
どうせ訪問販売やるなら、そこに行かないワケがないのです。
高齢者のご家族の皆さん、もし同居されていないなら、一度高齢な親の家にどの程度来訪者や勧誘電話が来ているか調べてみた方が良いでしょう。
親御さんが住んでいるのが、高齢化率の高い住宅地域である場合、「こんなに来ているのか・・・」と驚かれることと思います。
 
<どんな連中が高齢者をダマしに来るのか?>
 オレオレ詐欺くらいは、皆様ご存知と思いますが・・・
それ以外にも〜
・廃品回収系 
 「無料!」と言って近寄り、頼むと結局は、高い料金を支払わされる
 「不用品回収!」と言いながら、目的は貴金属にあり、不当に宝飾品を安く買い取る。
・害虫系
 「シロアリ検査します」などと言って最終的に高額な代金を請求。
・リフォーム系
 「素人では見れない屋根の診断を・・・」
 「水道、下水の漏水を検査・・・ 」
 「耐震補強・・・」
 「火災感知器が義務に・・・」
 〜等々、結局は不要で高額な工事代金を請求されたりします。
・宗教・スピリチュアル系          
 「病気や不幸に乗じて勧誘、結局は寄付・喜捨を強要。壺・仏壇など購入させるケースも。」
・健康食品、サプリメント、医療関連器具系
 「ガン予防効果が・・・」「ひざの痛みが・・・」等と言って効果の疑わしい商品を売りつける。
 最近は、定期購入契約の形も多い。

〜まだまだいろいろなパターンは有りますが、いずれにしても理解力や判断力が落ちている高齢者をターゲットに、このような怪しげな連中が(同居していないご家族が想像する以上に)跋扈していることは知っておきましょう。
大抵の場合、高齢の親がダマされて、初めて高齢者を取り巻くダマしの実態を知り・・・「後の祭り」ということになってしまいます。
とにかく、自分の親を取り巻く悪質来訪者の状況だけでも確認しておきましょう。

(つづく)

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2018年07月13日

中立を装う保険代理店やFPなどにもダマされないような注意が必要。特に高齢者!

<気をつけろ!「保険ショップ」にダマされる中高年が急増中 本当に「あなたの味方」なのか> 週刊現代 2016/7/1
「公平中立」「無料相談」などと謳い、巷に急増中の保険ショップ。しかし中には、そうした甘い言葉で客を巧みに誘導し、意に反した「危ない商品」を売りつける店もある。ダマされてはいけない。
・「良い人そうに見えたのに」
神奈川県在住の酒井真子さん(40代、仮名)が初めて「保険ショップ」を訪れたのは、軽い不整脈で入院したことがきっかけだった。酒井さんには小学生になる息子がいて、共働きで働く夫婦のどちらかに「万が一」があれば、家族が路頭に迷いかねないと思った。
これまで夫婦ともに健康だったし、少しでも貯金を殖やしたかったので、保険には入らなかった。しかし、いよいよそうも言っていられなくなり、近所で評判になっていた保険ショップに相談に訪れたのだが、これが「悪夢」の始まりだった。
酒井さんが言う。
「まず、どういう目的で保険に入りたいのかを聞かれたので、正直に答えました。まずは資産を預金のように安全に運用してくれながら、しかも『万が一』が起きた時に保障をしてくれる保険。それに、子供もいるので教育資金を貯められる保険商品も興味がありました」
酒井さんが保険ショップでそうした「身の上」を話すと、相談員は親身に話を聞いてくれた。
しかも、相談料はなんと無料。そのうえ、相談員は複数の保険会社の商品の中から、「公平・中立」に酒井さんに合った商品を選び抜き、ベストな商品プランを設計してくれると言う。
酒井さんの世帯年収は700万円ほどで生活に不自由しているわけではないが、家族の将来に、より安心感が持てるような保険プランを作ってほしいと頼んだ。
そうした一連の話を聞いたうえで、相談員が提案してきたのは投資型保険。払い込んだ保険料を保険会社が株式などで運用し、その運用結果次第で受け取れる保険金額などが増減する商品である。

酒井さんは後で知ることになるが、実は元本割れのリスクがあり、損をするかもしれない「望まざる商品」だった。
「私はその時は言われるがまま、その保険に入ってしまいました。
しかし、後で保険に詳しい知人に話したところ、『それは危ない、資産を崩しかねない』と諭されて、『やってしまった』と気づかされたんです。しかも、解約した場合は手数料が発生するうえ、払い込んだ保険料が全部は返ってこないということでした」
なぜ、この保険ショップは客が望まない商品を売りつけたのか。ファイナンシャルプランナーの宮崎貴裕氏は言う。
「保険ショップは『乗合代理店』として、様々な保険会社の商品を取り扱い、それを売ることで保険会社から契約手数料をもらっている。手数料は商品によってだいぶ差があります。
本来、彼女にとって望ましいのは学資保険や終身保険など、元本が保証されている保険商品のはず。ところがこれらは、保険ショップが保険会社からもらえる手数料がものすごく安い。一方で、投資型の保険は元本割れのリスクをともなう分、ショップが手にするマージンが大きい。
このケースでは、ショップ側が手数料欲しさに『安全運用』を望む彼女の意向を無視したわけです」
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👀 公正・中立な?アドバイスで、自分たちの実入りの良い保険に乗り換えさせ、新規取扱手数料をくすねる保険ショップが蔓延しています。
この手の銀行・証券・保険の取り扱う金融機関の商品を比較し〜
「中立な立場で」
「無料でコンサルティング」
「お客様のライフプランにピッタリ・・・」
〜といった形態のショップやWebサービスやFPなどが巷にあふれています。
このようなサービスも単独の金融機関の営業マンの言いなりになるよりは幾分マシですが・・・
 たとえば、「保険の窓口」のような商売では、所詮「顧客に保険を販売する」という前提は、無くなりません。
そうでなくても日本人は保険に関しては、オーバーインシュアランスな場合が多いのですが〜
「この保険に変えれば保険料安くなりますよ・・・」
〜などと言って、そもそも掛けることを止めた方がいい場合でも、乗換させることが殆んどです。
保険の代理店に詳しくない方は、分からないでしょうが、保険は新規契約取扱い時の代理店手数料が最も割が良いのでどうしても不必要な乗り換えを勧める傾向に走りがちです。
とにかく、商売である以上、「手数料収入が多い商品」に比重を置く傾向からも逃れられません。
元の保険を変更しなくても良いようなケースでも、保険料が安くなる等々と保険に疎い顧客を煙に巻いて新規の乗換契約を手中にしますから・・・
まあ、このような商売をしている側に言わせれば〜
「顧客も保険料が安くなったりで大満足」
「そして、我々も手数料で大儲け!」
〜「一石二鳥でWINWINの商売なのだ」ということなのですが!

 この手の商売やFPといった商売も「中立!」ということを大きく謳い文句にしますが・・・
かなり眉唾なケースも頻繫に見受けられます。
本当に良心的に中立な場合もありますが・・・
「中立・・・」と喧伝するものの実態は「ヒモ付き」というケースも多いです。
罪深いのは、「中立」と信じてやってくるような顧客は、実際中立でなくてもそれを見破る力が有る方は余りいません。
いわんや、理解力や判断力が衰えた高齢者など何おかいわんやです。

<本日の結論:「中立!」、「無料!」と大きく宣伝するところは「ダマされやすい」・・・何らかの落とし穴は有ります!> 
 いずれにしても「中立!」、「無料!」と喧伝するこの手の商売は、一見とても有りがたい良いサービスに思えるかもしれませんが・・・
素人には表面上分からない儲けの仕組みが厳然と存在しますので、参考程度にアドバイスを受け、どうせ無料ですから同様の商売をしている他の会社のアドバイスも必ずセカンドオピニオン、サードオピニオンとして聞いておくことが重要です。
「中立な立場だからキット公正な・・・」
「良いアドバイザーだったな・・・」
〜などと言って、迂闊に契約すると、表面上は保険料は安くなっていたとしても、それが本当に良い選択かどうかは、案外わからないものですよ。
 この手の商売の特徴として、「人当りを良くするため」や「ダマされそう」な印象を避ける為に比較的若い女性職員が応対するところが多いものです。
特に高齢者は、娘や孫の様なお嬢ちゃん達に薦められるとダマされるなどということは、ツユにも思わないことが多いので、ご家族は注意した方が良いでしょう。


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2018年07月06日

高齢な親が騙されてしまった家族に追い打ちを掛ける周囲の無理解について

👀 これだけ高齢化社会になっても、まだまだ認知症など高齢者の問題に対する認識は低いものです。
実際に親が高齢になり、騙された場合、様々な公的手続きをする必要が生じます。
しかし、その手続きの中で、家族は、認知症などに無理解な役人の対応に泣かされることになるのです。

<マニュアル通りの事なかれ公務員の無配慮が高齢認知症患者の家族を苦しめる!>
親がダマされ、認知症だと分かると、いろいろな手続きが必要になってきます。
主治医やケアマネージャーから法定後見の利用を勧められることも多いものです。
公的な手続きである法定後見の申請をしようという場合、高齢な親の戸籍謄本が必要になります。
同居されている家族なら良いですが・・・
同居していない家族の場合、窓口のお役人は、申請書に目的や提出先を書いてあるにも関わらず〜
「同居していないなら委任状を出して・・・」
〜と平然と言ってきます。
申請理由に「法定後見申請」、提出先は「家庭裁判所」と書いているのに・・・
介護関連の公的部門では、法定後見の利用を奨励していながら、その申請に必要な戸籍謄本の担当部署は無理解なのですから〜

本人と同居していない家族が後見の申請をする際に、「本人の委任状を持ってこい!」とは、到底認知症やその法定後見に至る事情の本質的な理解が足り無い・・・
実際には、高齢者本人が「自分には法定後見が必要だ。息子に戸籍謄本取得の委任状を書こう。」なんてことにはならないケースが多いことは、想像もつかないのであろうか?

 「本人の委任状がない」となると・・・お役人は「それでは、本人に確認の電話をしま〜す。」なんてこともなげに言い出します。
しかし、法定後見を初めて申請せざるを得ない段階の認知症の場合、本人は病識が無く、「自分に法定後見を申請するなど必要ない、失敬な・・・」などと考えている者も多いのです。
そんな患者本人に、突然お役人から、「あなたの息子が法定後見申請に使う戸籍謄本を取りにきてますよ〜」などと無配慮な確認の電話などされたら、戸籍謄本どころか、何とか申請するところまで漕ぎ着けた法定後見申請まで振り出しに戻り、家族関係にヒビが入ってしまう可能性があります。
私の経験では、お役人に さんざん説明して、ようやくケアマネージャーや主治医の確認により戸籍謄本を発行してくれました・・・
このようなお役所仕事により、高齢者の家族は二次的にも苦労させられます。
高齢の親だけで無く、頭の堅い融通のきかない役人が、そうでなくても疲れている高齢者の家族に追い打ちを掛けます。
大体、これから法定後見をかけようという高齢者本人に確認して・・・
本人が「戸籍謄本の取得はダメ!」と言ったら、お役人は本当に発行しないつもりなのか?
それでは、家族は法定後見申請を、戸籍係のお陰で事実上出来なくなってしまいます・・・
こんな事すら考えずに、ただ形式的に「委任状」や「本人への許可TEL」を持ち出すようでは、マニュアル通りの接客しかしないファーストフードのアルバイトと変わりません。
介護に疲れた家族の為に、率先して、お役人の側から〜
「法定後見申請の為なら、ケアマネージャーや主治医の確認が取れれば戸籍謄本発行出来ますよ・・・」
〜等の提案をしていだだきたいものです。
高齢化社会の現在、そのような周囲の理解や現実的な対応が、疲労困憊している高齢者の家族に必要以上の負担を掛けることを避けることが出来ます。


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