2017年03月28日

中立を装う保険代理店やFPなどにもダマされないような注意が必要。特に高齢者!

<全保険の手数料開示要求、金融庁 乗り合い代理店の顧客保護> 京都新聞 2017年02月04日
 金融庁が、生命保険各社に対し、複数会社の保険を扱う「乗り合い代理店」に支払っている販売手数料を商品別に開示するよう求めたことが3日、分かった。乗り合い代理店向けの全商品が対象。代理店がさまざまな保険の中で、ニーズに合うかどうかではなく、生保会社から受け取る手数料が高いものを優先する勧誘から、顧客を保護するのが狙い。実現すれば、競争が起こって手数料引き下げが進み、保険料が安くなる可能性がある。
 生保各社は、乗り合い代理店が販売した保険商品に応じて決められた額を支払う。例えばある医療保険では初年度の保険料のうち数十%、次年度以降は10%程度支払われるという。
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👀 上記の記事の「〜金融庁が、生命保険各社に対し、複数会社の保険を扱う「乗り合い代理店」に支払っている販売手数料を商品別に開示するよう求めた〜」ということは、言い換えれば、手数料の高いものが「乗り合い代理店」に押し付けられていて、それを顧客は知る術も無いということです。

 この手の銀行・証券・保険の取り扱う金融機関の商品を比較し〜
「中立な立場で」
「無料でコンサルティング」
「お客様のライフプランにピッタリ・・・」
〜といった形態のショップやWebサービスやFPなどが巷にあふれています。
「保険の乗り合い代理店」のようなビジネスは、ボランティアでやっているわけではありませんので・・・
所詮「顧客に自分たちが儲かる保険を販売する」という宿命から逃れることはできません。
「保険の乗り合い代理店」に行くと〜
「この保険に変えれば保険料が安くなりますよ・・・」
〜などと中立のように見せかけて、保険を乗り換えさせますが、ほとんどの場合、代理店にとって手数料の高い儲かる保険に乗り換えさせられます。
保険の代理店に詳しくない方は、分からないでしょうが、保険の多くは新規契約取扱い時の代理店手数料が最も割が良いので・・・どうしても不必要な乗り換えを勧める傾向に走りがちです。
とにかく、商売である以上、「手数料収入が多い商品」に比重を置く傾向からは逃れられません。
本当は、元の保険を変更しなくても良いようなケースでも「保険料が安くなる」・・・等々と、どうにかこうにか保険に疎い顧客を煙に巻いて新規の乗換契約を手にします。
このような商売をしている側に言わせれば〜
「顧客も保険料が安くなったりで大満足!」
「我々代理店も手数料で大儲け!」
〜「一石二鳥でWin-Winのビジネスなのだ!」と息巻くものです!

 この手の商売やFPといった商売も「中立」「公平」「第三者」といったことを大きく謳い文句にしますが・・・
かなり眉唾なケースが多く見受けられます。
本当に良心的に中立な場合も無いとは言えませんが・・・
「中立・・・」と喧伝するものの実態は「ヒモ付き」というケースが大半です。
罪深いのは「中立」と信じてやってくるような顧客には、実際「中立ではない」場合も、それを見破る力が有る方がいないことです。
いわんや「理解力」や「判断力」が衰えた高齢者の場合、何おかいわんやです。

<本日の結論:「中立!」、「無料!」と大きく宣伝するところは「ダマされやすい」・・・何らかの落とし穴は有ります!> 
 いずれにしても「中立!」、「無料!」と喧伝するこの手の商売は、一見とても有りがたい良いサービスに思えるかもしれませんが・・・
素人には表面上分からない儲けの仕組みが厳然と存在しますので、参考程度にアドバイスを受け、どうせ無料ですから同様の商売をしている他の会社のアドバイスも必ずセカンドオピニオン、サードオピニオンとして聞いておくことが重要です。
「中立な立場だからキット公正な・・・」
「良いアドバイザーだったな・・・」
〜などと言って、迂闊に契約すると、表面上は保険料は安くなっていたとしても、それが本当に良い選択かどうかは、案外わからないものですよ。
 この手の商売の特徴として、「人当りを良くするため」や「ダマされそう」な印象を避ける為に比較的若い「女性職員」が応対するところが多いものです。
特に高齢者は、娘や孫の様なお嬢ちゃん達に薦められると「ダマされる」などとは「ツユにも思わない」ことが多いので、ご家族は注意した方が良いでしょう。


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2017年03月22日

80歳以上の高齢者ドライバー、72%が「運転に自信あり」

<80歳以上の高齢者ドライバー、72%が「運転に自信あり」>  2017年3月7日
MS&AD基礎研究所は、全国のドライバー1000人を対象に「自動車運転と事故」をテーマとするアンケート調査を実施。高齢者の自動車運転と事故に関する実態と意識、事故防止対策などをまとめた。
調査結果によると、運転に対して「自信がある」と回答した人は、20〜29歳が49.3%、30〜59歳が40.0%、60〜64歳が38.0%と、20代から60代前半にかけては徐々に減少。しかし、その後65歳から運転に自信を持つドライバーの割合は急カーブを描いて上昇し、80歳以上では72.0%が「運転に自信あり」と回答している。
75歳以上のドライバーが遭遇したヒヤリハット経験が多い危機種類は、1位が運転中の注意散漫で34.8%、2位は(見通しの問題で)信号や車、歩行者が見えなかったの31.0%、3位は左折・右折時の歩行者や自転車との接触(巻き込み)で17.4%。事故につながったケースが多い危機種類は、1位がハンドル操作ミスで24.2%、2位は運転中の注意散漫の21.2%、3位は追突(玉突き)で18.2%。なお近年クローズアップされているアクセルとブレーキの踏み間違えについては、事故ケースとしては4番目、ヒヤリハット経験としては7番目だった。
運転免許の年齢上限制度については、若年・中堅層は賛成が多く、高齢層は反対が多いという結果が出た。ただし、65〜74歳の約4割が「上限制に賛成」と回答。70歳前後では「たとえ実施されても、もう少し上の年代」という意識がある可能性もある。
また、高齢者の運転事故対策については、「自動ブレーキ装備車のみ運転許可(71.3%)」が有効であるとの回答が最多。以下、「免許更新を1年ごとに(54.4%)」、「道路標識や信号を見やすいものに(52.1%)」が続いた。
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👀 まだ自分の親などの高齢者の運転について、切実な問題に直面していない方々は、上記のような記事を見ても〜
「最近の高齢者は元気な人が多いし・・・」
「高齢者でも自信があって良い事だ・・・」
「自分も高齢になってもバンバンドライブしたいし・・・」
〜等と、軽く考えてしまうものです。
かくいう私も同様でした。
しかしながら、高齢の親の理解力や判断力の衰えが著しくなり、認知症レベルにまで到達してくると真剣度(深刻度)が変わり、このようなニュースに対する感じ方も大きく変わるものです。
上記の記事で「〜その後65歳から運転に自信を持つドライバーの割合は急カーブを描いて上昇し、80歳以上では72.0%が「運転に自信あり」と回答している。〜」という結果が載っていますが、高齢者の運転問題が、いかに「悩ましいか」を如実に示しているのです。
高齢者でも「一般論」としては「高齢者は判断力も落ちるから運転は止めた方が良い」ということに賛成します。
しかしながら、本当に自分が高齢となり「運転を止めさせられる」のが「自分」となると話が別になります。
そこで・・・下手に「運転に自信がない」なんて漏らすと「ここぞとばかり」に家族や周囲の人に運転を止めさせる口実を与えることになってしまう事を感じ、あえて「自信がある!」と言わざるを得ないとも言えます。
ですから殊更に、高齢になるほど「運転に自信がある」人が増える結果になります。
高齢者ほど「運転に自信がある」人が増えるというのは、一見合理性が無い結果ですが、高齢者の心理としては理解できないこともありません。
 いずれにしても本当に運転能力が低下していなくて「運転に自信がある」のなら良いのですが・・・
大半の高齢者はそうではありません。
もっと意地悪に言えば・・・少し運転に不安があるくらいの高齢者の方が、それを気取られないために〜
「運転に自信がある・・・」
「まだまだ60歳の頃と変わらない・・・」
〜等と「虚勢」を張るものです。
また、「虚勢」ならまだしも・・・
認知症で本当に理解力や判断力が落ちている場合は、病識がないのと同様、運転能力についてもそもそも低下していること自体を本人が認識していない(できない)ので、ますます厄介なことになります。
  ↑
当方の父もこのような状態でした。
このような状況における高齢者の運転問題を解決することの難しさは、今なら実感をもって理解できます。
なかなか八方ふさがりになりますよ〜
・「言って聞かせても」→「怒る」「意固地になる」
・「免許更新」→「余程認知症が悪化していない限り更新できてしまいます」
        「更新できてしまった場合、逆効果(お上のお許し)になります」
        (当方の父の場合も認知症でしたが更新できてしまい、後悔しました)  
・「何もしない」→「怒らせなくて済むがいずれ事故というリスクから逃れられません」
・「タクシー使う」→「ボケてない人はこれで良い場合もあるが、認知症の場合・・・そもそも呼ぶことができません」
〜認知症の高齢の親御さんの運転問題で悩んでいる場合、「免許更新」が近づいていているなら「こんなにボケていれば、今回は更新できないだろう・・・」などと勝手に判断しないこと。
最高のチャンスをミスミス逃します!
免許更新前に内内にご家族が警察・免許試験場などと周到な連絡をとり、免許更新をさせないような段取りを整えることが、最もスマートな解決法です!
本人にとっても誰かに無理やり止めさせられるよりも、「免許の更新」に行ったら「残念ながら更新できなかった」というのが、納得し受け入れやすいと思われます。



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2017年03月15日

<PCデポだけじゃない…高齢者を騙す「高額商品&詐欺商法」> 

<PCデポだけじゃない…高齢者を騙す「高額商品&詐欺商法」>   日刊SPA! 2016/10/11
 パソコンやインターネットに疎い老人に高額なサポート契約を結んだとして大炎上したPCデポ。だが、それも氷山の一角。趣味や財産運用、はたまた終活に絡んで老人たちからカネをむしり取ろうとする輩は後を絶たない――
◆高齢者を騙すようなグレー商法の実態とは
 家電量販店各社が苦戦を続けるなか、過去5年間で純利益を10倍以上に増やしてきたパソコン専門店「PCデポ」。その驚異的な高成長の秘密が明らかになったのは、今年8月中旬のこと。「80代の父がPCデポと結んでいたサポート契約を解除しようとしたら解約料10万円を請求された」と告発するツイートが投稿されたのだ。
 かつては薄利多売の物販を中心としていた同社は、近年は利益率の高いソリューションサービス事業にシフト。パソコンの設定、インターネット接続、ウイルス対策、データのバックアップなどを懇切丁寧に助けることで、ITに弱い高齢者層の顧客をガッチリ掴んで高成長に繋げてきた。
 しかし、今夏の「高額解約料事件」で露わになったのは、高齢者を半ば騙すように契約に導くグレー商法の実態だ。現在、65歳以上の高齢者数は3461万人に上り、彼らの不安や無知につけこむ「老人商法」がいかに有効かをPCデポは証明している。東証一部上場の同社ですらこのありさまなのだから、老人向けビジネス市場は魑魅魍魎の巣といえるだろう。
◆老人を狙った高額商品や詐欺
●投資信託などハイリスク金融商品
リスクをあまり説明せずにハイリスクな金融商品を売りつけ、元本割れなどのトラブルになるケースは後を絶たない。最近では老人専門の営業マンを地方や郊外の支店に送り込み、ターゲットを老人に絞る信託銀行も……
●レンタルオーナー商法
特にここ数年は、太陽光パネルとパチスロのレンタルオーナー商法の被害が国民生活センターに寄せられている。いずれも元本保証と高い利回りを謳い、最初の数か月のみレンタル料を支払い、その後、業者と音信不通になる
●タブレット商法
家電の購入や携帯電話の機種変更時にタブレット端末を購入すれば、割り引くと言ってタブレット端末を契約させる。中には購入と見せかけてレンタルのケースもあり、使用することもないタブレットが老人宅に溢れるケースも
●ハイハイ商法
販売員が話術で場を盛り上げ、サクラが「ハイ、ハイ」と手を上げ購入する意思を見せると、盛り上がったほかの高齢者が釣られるように、数万円から数十万円の高額な健康食品や健康器機などを購入してしまう一種の催眠商法
●パチンコ打ち子詐欺
パチンコが趣味の老人に、パチンコで年金以外の収入を……と、言葉巧みに打ち子グループに誘い、グループに参加するための保証金として数十万円を支払わせる手口が横行。中には数百万円つぎ込んだケースもある
●リバースモーゲージ詐欺
持ち家を担保に、存命中は毎月定額が貰える「リバースモーゲージ」を装った詐欺。存命中に無断で自宅を売却されたり、支払いを中断したりする事例が発生しており、注意喚起がなされている
●詐欺メール
ひと頃の迷惑メールや、アダルトサイトのワンクリック詐欺とは比べものにならない“まともな文面”と、実在する運送会社にそっくりなメールアドレスが最近のトレンド。クリックすれば、ウイルス感染やフィッシング詐欺の餌食に
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👀 本当にいろいろなダマしの手口があるモノです。
一般に、高齢者がダマされるというと、「オレオレ詐欺」を筆頭とした完全な「犯罪行為」がまず思い浮かびます。
当然、このような犯罪に十分気を付けなくてはいけませんし、対策も怠らないようにしなければなりません。
しかしながら、いつの頃からか(不景気が長く続きすぎたせいなのか・・・)犯罪集団ではなく、一般の企業・金融機関も判断力や理解力が衰えた高齢者を狙っているかの様な商品・サービスを当たり前に販売・提供するようになりました。
存外このような商品・サービスの販売・提供が高齢者自身やご家族を不幸に陥れるものとなりがちです。
明確な犯罪とは違いますので、苦情を申し立てたり、消費者センターなどに相談するなどの対応をとることはできますが・・・
企業の側でも契約書・同意書などを取り揃え、「正当な取引」と主張されてしまいますので、なかなか思うように解決できないのが実情です。
余程認知症が進行し、事理弁識能力の低下が著しい場合は「法定後見制度」などが有効ですが、逆にそこまで進行する前の段階のほうが、悩み深いものです。
中途半端に事理弁識能力はあり、契約などの意思能力はあるにはあるのだが・・・
その判断力や理解力が到底必要には及ばず、まともでは無かったり、かといって家族や他人の意見も聞かなかったっり・・・
特に、金融機関との取引は、命より大切ともいわれる「お金」に直結し、金額も多額にのぼる場合も多いので、本当に気を付けなければいけません。
しかしながら、知りうる範囲でもだまされる高齢者は枚挙に暇がありません。
いずれにしても、高齢者ご自身もご家族も「ダマしの手口」に関しては、アンテナを張りめぐらし、気付く毎に話題にして、コミュニケーションをとることが、まずは大事です。
「こんな事言わなくても分かる・・・」
「この前も言ったし・・・」
〜等と思ってはいけません。
高齢な親とは、会話する機会に、くどい位、枕詞のように「ダマしの手口」について話し書けることが肝要です。
だまされてから後悔しても後の祭りなのですから。



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posted by 隊長 at 17:10| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする